こどもの日の絵
この頃は、私が描いた絵のうえに
じぶんも真似して描くのが彼女の流行りのようで、
私にクレヨンを渡して、何か描け、と催促する。
以前に比べると、たくさんの線がかけるようになってきている。
クレヨンをもつ手もしっかりしてきて
線の力強さが出てきた。
一色で飽きていたのが、二色、三色と次々と手にとるようになった。
相変わらず線以外は描けないが。
もうひとつの変化といえば、家族が絵を描く素材を次々とストックしてくれるようになったことだ。
チラシの裏紙や、コピー紙…娘がお絵描きできそうなものを見つけると
自然とそれをとって置いてくれるような流れができた。
タイミングがよいと、そのままお絵描きがはじまる。
毎日お絵描きしているのをなんとなくみてきた家族が、また新たな環境を知らず知らずのうちに用意してくれるので私としては助かる。
娘はダメだと言われることが分かっているのに、私の顔を窺いながらクレヨンを舐める。
舐めなくなるまでは、絵の具はおあずけだな……
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