ママ友との接点
2ヶ月前、児童館で出会ったママ友と、ゆるく付き合いが続いている。
ゆるく、というのも、私と娘は今はもう日中それぞれの活動をしているため児童館へ行くタイミングはなく
児童館の定期的なイベントに顔を出さないかわりに
彼女と会う機会もないのである。
お稽古ごとなど、何らか同じ目的をもつ機会があれば、定期的に顔を合わせておしゃべりもできるところだが、
育休も開けて、お稽古どころではないため
ママ友たちとの付き合いは、実質フェイスブック上だけのものも多い。
フェイスブック上だけのもの、といっても侮れないのは、ほぼ毎週のようにフェイスブックでお互いの近況報告をし合っていれば
なんとなくでも、彼女らのイマを知ることができて、子どもたちの成長も見て取れる。
一時期、mixiがママたちの巣窟となっていたこともあったが、ソーシャルネットワークとして今はフェイスブックが、ママたちの"繋がり"に一役買っていることは間違いないだろう。
さて、話は最初に戻るが、2ヶ月前に知り合ったママ友とは共通項として同じ校区で同じ学年の子どもをもつ親、ということ以外になく、フェイスブックでもつながりがない。
そのため接点は少ないのだが、時々、ブツブツ交換をするという名目で私たちはお互い会う機会をつくっている。
先日は、彼女の家にサクランボの実がなってるからとりにこないか、というお誘いを受けて、私と娘は喜んでサクランボ狩りにおじゃました。
「ご近所付き合い」を考えた時、このブツブツ交換は非常に有効である。私が東京にいた時も、ご近所さんとの付き合いは、やはりブツブツ交換から広がっていった。
たいしたものでなくて、家にあるちょっとしたオヤツとか野菜とか、そんなものだけでも近所との付き合いは成り立つ。
しかし、それがないのとあるのとでは、その地域に住む居心地が違うし、子どもを育てるうえで大きな安心感となる。
そして何より、子どもにとっても、お母さんはこの人とおしゃべりする間柄なんだ、ということが理解でき、家族ではない外の人とコミュニケーションをとることを学んでいくのではないだろうか。
もう少し、その「ご近所付き合い」や「ブツブツ交換」を学術的に捉えてみたい。
「基本的信頼感」を研究する本から、それを紐解きたい。
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